2008年03月のコラム

●ダイエットを成功させるには、自分を知ることから。
●「運動や、食事をこれだけ頑張っているのにぜんぜん痩せない」
 といったお話をよく聞きます。

★なぜダイエットがなかなか成功しないのでしょうか。
→その人にとって改善しなければならないポイントを知らないまま、
 効率の悪いダイエットメニューを行っているからです。

◆4月よりメタボリックに関して国も力を入れるので、自分自身を知る事が
 容易になるのではないかと思います。

●今日のあなたを作ったのは、
 肥満遺伝子30% 生活習慣70%

◆失敗を繰り返さないための近道。
●生まれ持った体質を知るには
 →肥満遺伝子検査
●現在のあなたを知るには
 →血液検査/栄養摂取調査/運動量/重害金属検査等
●普段見ることがない自分を知る
→MRI/CT/超音波測定/記録写真等

●三種肥満遺伝子検査は、元京都府立大学(現京都市立大学)吉田俊秀博士のご研究成果 を基に、美容健康業界においてはNARLの開発者三輪博秀博士が日本ではじめて
 ジーンセンチュリー肥満研究所を設立したことから始まります。

●Β3AR→リンゴ型(内臓脂肪型)
…日本人の約34%が保有
 通常より200kcal消費しにくい太りやすいタイプ 

●UCP1→洋なし型(下半身太り型)
…日本人の約25%が保有
 通常より約100kcal消費しにくい太りやすいタイプ

●Β2AR→バナナ型( 痩せ型)
…日本人の16%が保有
 通常より200kcal消費しやすい痩せやすいタイプ
 しかし、一度太ると筋肉がない分痩せにくい。

●この他にこれらを複合したタイプがあり、それによってどれくらい
 太りやすいタイプ かが判ります。
(2008.03.31)

●ダイエット関連の記事紹介
 【朝日新聞の記事から抜粋】
★中途半端な運動はダイエットにつながらないどころか、かえって太ってしまう恐れも。
 気になる研究結果を、米ローレンス・バークリー国立研究所が専門誌に発表しているようです。

◆数千人の男女の走る習慣と体重を7年以上にわたり追跡した記録を分析したところ、

例→たくさん走る人(男性で1週間に32キロ以上、女性で同16キロ以上)の場合、
 走る距離を短くしたときに増える体重は、走る距離を長くしたときに減る体重とほぼ同じだった。

 ところが、1週間に数キロしか走らない人が走るのをやめたときに増える体重は、
 同じ距離を走っていたときに減る体重を上回っていた。
 また、走る距離を短くしたときの体重増は、たくさん走る人の4倍に達していた。

◆ウィリアムズさんは「運動をやめたときのしっぺ返しは、これまで考えられていたより大きい。
 米 国で肥満が増えている理由の一つかもしれない」と、規則的に継続して運動することを強くすすめている。
(2008.03.29)

メタボリックに関する記事紹介
●メタボリックシンドロームは食生活などの生活習慣を改善することでコントロールすることができます。
 しかし、放置してしまうと深刻な状態に悪化していきます。1つ1つの症状が軽かったということで、改善対策を
 怠って しまうのが、メタボリックシンドロームの本当に怖いところです。
 メタボリックシンドロームを放置した行き先はどうなるのでしょうか…。


●メタボの危険因子:高血圧の行方

厚生労働省によると、日本人では30歳以上の人のうち男性は約51.7%、女性は39.7%が高血圧(140/90mmHg以上)と発表されています。医師から高血圧といわれた人のうち、薬を服用している人は68.4%となっています。65歳以上の高齢者では、高血圧とその合併症である脳梗塞、脳卒中が医療費の約1/3を占めています。血圧も年齢と供に上がっていくと言われているので、若いうちから生活改善が大切です。

高血圧は動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞を引きを越します。また、高血圧は腎臓にも悪影響を与えます。高血圧を放置すると、腎臓に負担がかかり腎硬化症による腎不全となって透析療法が必要となることがあります。腎臓を悪くして人工透析をする人の原因の3位は高血圧となっています。また、脳血管性認知症だけではなく、アルツハイマー病と高血圧の関係も示唆されています。脳血管の状態と関連しているとも考えられています。



●メタボの危険因子:高血糖の行方

厚生労働省によると、「糖尿病が強く疑われる人」の690万人と「糖尿病の可能性を否定できない人」の680万人は、合わせて全国に1,370万人いると推定されています。しかし、糖尿病で治療を受けている人は約212万人しかおからず、糖尿病が放置されている状態です。糖尿病は管理が可能な病気ですが、一度なったら治らないので、一生病気と向き合うことになります。

きちんと管理されていない糖尿病は合併症は深刻で、人工透析を始める人は年間に1万3000人以上です。週に2〜3回、透析を受けるようになるので、日常生活に大きな影響を及ぼします。その他にも厳しい食事制限、交通の手配など難しい部分が多く出てきます。日本での透析患者数は約25万人で、その約42%が糖尿病によるものです。人口当たりの透析率は世界でトップです。日本の約2倍の人口数であるアメリカの透析の合計数と同じくらいです。失明になる人も年間3500人以上に及びます。

その他にも、神経障害により手足の怪我や火傷に気づかなくなったり、壊疽により足の切断につながることもあります。年間約3000人以上の人が切断するといわれています。日本人のほとんどの糖尿病は、生活習慣が原因で起こる糖尿病です。遺伝によって、糖尿病になりやすい体質はあっても、本気で予防に取り込めば防ぐことが可能な病気です。

健康的な食習慣・生活習慣を身につけて、病気になるリスクを下げるように心がけましょう!
(2008.03.26)

ちょっと前に公開されたダイエット関連の記事を紹介
基礎代謝UP 太りにくい体質を作る方法
●あなたは大丈夫?基礎代謝量低下をチェック!
●基礎代謝量を計算しましょう
●他にもあります! 最低限必要なカロリー
●基礎代謝をアップさせる方法


●あなたは大丈夫? 基礎代謝量低下をチェック!

食事のたびに、食べるものに気をつけて、常にガマン!? そんなムリをしないで、理想体重をキープできるようにしたいですよね。
なんだか私は人と同じモノを食べていても、太りやすい気がする……という心当たりのある人は、結構多いもの。

この場合は、2つの原因が考えられます。ひとつめは、食べている意識が薄く、ながら食べやツマミ食いで実際はカロリー過剰になっている場合。一度自分で食事記録をつけて、どれだけ食べているかを把握すると良いですね。

そしてもうひとつが、「基礎代謝」が低い場合。これは実際に人と同じ量を食べても、確実に体重が増えてしまいます。まずは、次の項目を要チェック。

【基礎代謝低下チェック項目】
□過去に5kg以上のダイエットに成功したことがある。
□1日2食以下に制限した食事回数を1ヶ月以上継続したことがある。
□単品ダイエットで体重を落としたことがある。
□食べ物の好き嫌いが多い。
□ご飯やパンなどの主食をほとんど食べない。
□お菓子またはお酒が大好き、食事代わりにしてしまう。
□1ヶ月内に3kg以上の体重増減は当たり前。体重変動が激しい。
□平熱が低く、36℃未満。
□肩こりしやすく、手先や足先が冷えやすい。
□体重は多くないのに、体脂肪率が高い。

さて、あなたはいかがでしたか? 自分は食べる量のわりに太りやすいと感じていて、このうち1つでも当てはまるあなたは、基礎代謝が低下している恐れあり! 3つ以上の方は、既に代謝がうまくいかなくなっている可能性が高いと言えます。


●基礎代謝量を計算しましょう

■基礎代謝量ってなに?
身体を動かす量には関係なく、生命を維持するために身体が消費するカロリーのことです。基礎代謝量は、年齢と性別に大きく関係しています。

■基礎代謝量を計算してみましょう!
おおよその基礎代謝量は、計算で求められます。まずはあなたのカラダに必要な基礎代謝のカロリーを計算してみましょう!

参考:文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告『五訂増補日本食品成分表』より
例えば、30歳の女性で体重が50kgの場合は、次の通りです。
50(kg)×21.7=1085(kcal)

1日に最低必要なカロリー(全く動かなくても身体が必要とする)は、1日あたり1085kcalと計算ができます。


●他にもあります!最低限必要なカロリー

何もしなくても、身体は生命を維持するためにエネルギー(カロリー)を必要としています。食事回数が1日3回であることも、意味ある習慣なんです!
少し専門的な話になりますが、生命維持の基礎代謝量のほかに、カラダを動かす事で消費するカロリー、食事を食べることで消費するカロリーが別に発生します。(それぞれ、「運動誘発性体熱産生」「食事誘発性体熱産生」といいます。)

これは、身体を動かしたり食べたりすることで、内臓、呼吸器、筋肉、脳などがそれらの活動により消費するエネルギーです(スポーツ等をして消費されるエネルギーは、これとはまた別)。健康な人の日常生活では、その分を足して現実味のある数値に直すのが通常です。

これらの合計で、基礎代謝の約30%程度が更に必要になります。したがって、30歳で50kgの体重の女性が、1日に最低必要なカロリーの計算は次のようになります。
1085(kcal)×1.3(30%プラス)=1410.5(kcal)
このように、おおよそ1400kcalが最低必要なカロリーだと計算することができるのです!

これらは1P でご紹介した通り、永年の生活習慣によっては多少の差異が出て個別に違ってしまうのが現実。でも目安を知っておくことで、ダイエット成功に効果が出てきますよ。詳しくは次のページへ。


●基礎代謝をアップさせる方法

ここまでの計算で 「なるほど、ではこのカロリーよりも少なく食べれば確実に痩せるのね!」と思ったアナタ、そうではないんです。

適度な食事量、規則的な食事は、体重キープのためにとっても大切です。

大切なのは「この基礎代謝+臓器に必要なエネルギーを下回らない」ということなのです。

それは、身体に最低限必要なカロリーが入ってこなくなったら、基礎代謝量を節約する体質に切り替わり、長く続けば基礎代謝の低い体質が定着して太りやすくなってしまう!からなんです。

つまり、基礎代謝が低下してしまう原因は、ダイエットの際に極端に減らしたカロリー。減らせば減らす分だけ、基礎代謝がどんどん落ちてしまうんです。

代謝を下げずに体重を落とすためには、身体に必要なカロリーは確保した上で、食べ過ぎないことがとても大事なんですよ。

■代謝をアップさせるには?
ここまで読んで、ちょっとがっかりしてしまった方も多いかもしれません。でも今からでも改善はできます! まずは次の3つのポイントを憶えましょう。

【基礎代謝をアップさせる3つの方法】
筋肉を育てるための食事と運動
 筋肉は一番カロリーを消費しやすい部分なので筋肉量は落とさないようにしたいですね。食事面では、たんぱく質をしっかり摂ると効果あり。
ちゃんと食べてちゃんと動く!
 少なく食べて動かないと、基礎代謝量節約型のカラダになってしまい、代謝がどんどん低下。適度に食べ、適度に動きましょう。
食べる量を一定に
 食べたり食べなかったり、絶食したりドカ食いしたりの繰り返しは基礎代謝が正常でなくなる一番の原因。気をつけたいですね。

ダイエットには、時に知識も必要。ちょっとしたコツは知っておきたいですよね。

たまには身体の機能を勉強もしつつ、毎日の食事を楽しく食べながら、ダイエットを成功させていきましょう。
(2008.03.25)

足浴デトックスマシン→ゴッドクリーナーの質問について。
◆私の記憶が正しければ
 ゴッドクリーナーが日本で紹介されモデルとなり、
 検証データなどない類似品の足浴デトックス機器が
 巷にあふれ出し、同等な価格や、低価格で提供されている現状です。
◆同機種でも、10分〜15分の時間を短縮し 低価格で提供している店舗があります。
■→高い店舗で1回30分→3,000円(税別)ぐらいです。

★1回ごとにお湯を入れ換えて使用する機器で、ご使用後は足を洗っていただきます。
(準備時間、ご利用時間30分、後片付け時間などで1台の足浴器が約50分)
 そのため1台の足浴器で1人1時間のペースぐらいでしかご利用できません。
 フレッシュルームでは、足浴デトックスマシン→ゴッドクリーナーを
 2台設置しておりますので1時間に2人のペースで使用が可能です。

◆類似品使用の店舗が、説明の中で
 「どの機種も理屈は同じで効果もかわらない」と説明されたり、
 ゴッドクリーナー の検証データを利用するケースも有ります。

◆類似品の大半が大量に塩を投入することで塩の中のミネラルや特殊成分を
 化学反応させて水の色の変化を起こさせたり、電極を大量に溶かすことで強制的に
 水の色の変化をおこしているものがあります。
 ゴッドクリーナーは明らかに「足を入れないと水は透明のままですし、
 足を入れて 初めて水の色の変化が起こり始めるのです。」

◆また、ゴッドクリーナーは本物である証拠に「最後まで全く水の色が透明のままで
 変化がないケース」もあります。これはあまりに代謝が悪い方のケースです。

◆約20年もの開発期間をへて商品化されたゴッドクリーナーは、
 安全性と効果の確かな検証データがあります。

■日本で唯一、米国FDA(食品医薬品局)認可登録を受けた足浴器であり、
■日本オリンピック協会強化スタッフトレーニングドクター
 富山大学名誉教授 田澤賢次博士から、「重金属についてのデトックスデータ」の検証をいただいております。

●血流観察顕微鏡による→毛細血管の機器使用前後の顕著な変化
●誘導結合プラズマ質量分析装置 (ICP-MS)による→60種類のミネラル分析・有害重金属のデトックス分析
●酸化還元電位計 (ORP計)による→還元数値およびpH値
●波動測定器 (日本国特許取得) による→代謝の変化及び有害重金属のデトックス分析
(2008.03.24)

無資格施術者について
福岡県は全都道府県の中でも無資格で施術行為をする人がとても多いと聞きます。
なぜこのような事態になったのかはわかりませんが、放置できないことと思います。
話を聞けば、独自の認定証をつくり、国家資格のような扱いで開業権を有しているようです。
何も知らず、資格を取得したいと考える人が純粋に信じて
高額の授業費と数ヶ月の授業日数で、卒業しています。
ゆえに、無資格で営業する人が増え続けている現状のようです。
高い学費を払い卒業し、開業できないと知った人は、当然学費代を取り返すために
違法ではありますが、店舗をもたない営業スタイルしかできないのが現状です。
このような被害者であり、違法施術を今後すると思われる人を
増やさないためにも全都道府県民が国家資格というものを正しく理解し
意識を高めていく必要性があるとおもいます。
(2008.03.23)

フレッシュルームのコンセプト
治療院のコンセプトとしては、
フレッシュルームを開設するにあたりどんな治療院にするか想像してみたところ、
鍼灸、マッサージだけではなくちょっとした体力の維持や、運動不足の改善ができる機器と、
健康に悪影響を及ぼす体内環境に対して、直接アプローチできる機器を導入したいと考えた結果、
一先ず、現在の設備となりました。

患者さんを観察してきて思うことは、

◆偏った体の使い方で生じる様々な部位の痛み、こり、
→これは、鍼灸、マッサージなどの手技療法が、症状軽減、改善に貢献できるかと思います。

◆メタボリックの大きな原因となる内臓脂肪を大量に保有した人
◆過剰な体重と、筋力の低下などで膝関節を傷めている人
 
→体重を落とせれば症状が軽減できる人が多くいる中、
 様々な理由でダイエットできず、 結果的に医療費がかかる現状。

→体内に蓄積した有害ミネラルの影響も最近研究が進み
 見過ごせない物となっています。

★このような悪循環に対して、少しでも改善できないかと思い
 様々な症例を語り、ご利用者に想像してもらい意識改革を呼びかけていき、
 さらに重篤な症状となるまえに、治療院でもできることはないかと考え、
 足浴デトックス、NARL超音波、運動機器を導入し
 健康の維持、増進に貢献できないかと思っています。
(2008.03.21)

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