2018年01月のコラム

●ブルームーン。
◆愛妻家の日ともいった31日水曜日。
・宵に酔う 赤銅の月 木漏れ日て ってな具合で、
 約3年ぶりという皆既月食が、ブルームーンと重なるとも耳にする、
 一先ずは夜空を意識してみちゃう日。

 そういやぁ〜お盆やらお椀やら言ってたっけぇ〜ってな具合で、
 話してた当人は、水面に写る月のつもりに、
 グラスの中で乱反射してるいくつもの月を見せられ
 一吹き出しさせちゃってたという。

 デジカメを購入したばかりの頃の、
 職場で何となく耳にしてた、月がらみの写真の構図に、
 芸術的な真似事でもしてみるかと、
 水を注いだグラスでも用意して、

 両方の月を写すべく、台の上に椅子を重ね重ねて、
 仕舞には脚立まで引っ張り出してきて、
 グラスを下から覗き込んじゃってたんですよねぇ〜。

 そんなこんなで、季節はまったく異なりますが月絡みでいう、
 その土地の収穫期の名でも呼ばれているという満月。
 十五夜といった中秋の名月絡みでの日付の呼び名なんかじゃ、
 14日から20日以外は、一夜〜十三夜といった具合でそのままらしい、

 14日、[まちよいづき:待宵月]、[こもちづき:小望月]、
 15日、[じゅうごや:十五夜]、[もちづき:望月]、
 16日、[いざよい:十六夜]、
 17日、[たちまちづき:立待月]、
 18日 [いまちづき:居待月]、
 19日、[ねまちづき:寝待月]、
 20日、[ふけまちづき:更待月]、

 そして21日、二十一夜と日付の順を追った名前からの最終日
 29日であったり30日、[つごもり:晦日]などなど。

 いわゆる月明かりのみだった頃の豊な月の名前に、何気に思いでも馳せつつ、
 お月見団子的なものでもいただかせてもらっちゃおうかといった所でしょうか。
(2018.01.31)

●ほっと一息。
◆初天神ともいった25日木曜日。
 真逆の季節ともなればきっと浸る、起床時室温6度なれど、
 風吹かねば昼食で満たされた頃には日向ごっこも味わえたお日柄。
 そんな日本最低気温の日でもあればの一納涼というかで、
 黒猫チャチャの、月夜の納涼でも一浸り。

・そんなこんなで、
 あっちでコンコン、こっちでコンコン、何かを見つけちゃ飽きずに遊ぶ
 子猫は喜び、部屋駈けまわり、自分は疲れて横になる ってな、
 名も無き黒い子猫と出会ってから数日後の夜。

・確か、午前12時を過ぎていた頃だったでしょうか。
 部屋の寝床でうとうとしてると、不意に聞こえてきた何かの音。
 何だろうと思い、聞き耳をたててみれば、
 かなり近いところから聞こえてくる感じの、子猫らしき鳴き声。

 2階の部屋だったものの、幼き黒猫の事もあったもんで、
 どこから聞こえてるのかが気になってしまい、電気を消したままで起き上がり、
 月明かりを頼りに、窓の外を覗いてみれば、
 2階の部屋の中を覗き込むように、網戸越しに子猫がひょっこり頭を出して、
 可愛らしい声で呼んでくれちゃってたという、

 「ねぇ〜来たよぉ〜、遊ぼうよ、部屋に入れてよ〜」、
 みたいな感じだったんじゃないでしょうか。
 思わず「えぇ〜下で寝とったっちゃないとね、よう上がりきったねぇ〜」などと、
 ちょっとビックリした感じで子猫に言葉をかけ、自然と抱きかかえてましたもんね。

 子猫が上って来た木というのが、数日前に誰かに捨てられ、放置されてたという、
 唯一、1階の屋根に接してた、勝手口前の緑の葉生い茂る落葉樹なわけでして、
 勝手口の蛇腹式網戸から飛び込んできてた際なんかには、

 塀の高さの枝から下りるにしてみても、やっとこどっこい、ズリ落ちるような感じで、
 苦労して下りてた様子を聞いてたもんですから、
 よう上る気になったもんやなぁ〜ってな具合で、

 上って来た木を下りる事がこの時点での子猫には、絶対に無理だろうと、
 抱き抱えた子猫を、そのまま屋ねには放置する事ができず、
 初めて2階の自分の部屋に、子猫をご招待してみちゃってたわけなんですよね。

 そんな子猫の様子を観察してみると、
 先ずは部屋の中をゆっくりと探っているような感じだったでしょうか。
 そして、安心したのか慣れてきたのか、少しづつ動きが活発になってきたんです。
 子猫からしてみりゃ、部屋の中に入れてもらった嬉しさもあったでしょうし、
 見る物すべてが珍しかったでしょうからね。

 飽きる事なく部屋の中を動き回り、次から次へ遊ぶ方法を探し出すもので、
 暫くは、楽しそうに遊ぶ姿を、ほのぼの気分で見ていましたが、
 ある程度の時間が過ぎ、眠気の方が強くなってきたもんで、
 「机の上には上がるなよぉ〜」と声をかけ、
 自由に遊ばせたまま、横になり眠りについたんです。

 そんな、子猫を部屋の中で自由に遊ばせている状況の中、背を向け横になり、
 目をつぶってうとうとしていたんですが、暫くすると、耳ざわりな音が。
 どうやら、子猫が部屋のどこからか、プラスチックらしき小物を見つけたようで、
 猫特有の遊びとでもいいましょうか、さらにテンションを上げての、
 ジャブ、ジャブ、フックを始めちゃったわけなんですよねぇ〜。

 夜中で、それも眠ろうとしている静かな部屋には、元々いろんな音が響くというのに、
 ましてや、プラスチックらしき小物を、床の上で転がされて奏でられる音というのは、
 自分が眠りにつくには、ちょっと耳ざわり過ぎだったもので、
 先ずは、子猫に対して軽い感じで声をかけてみたんです。

 「さっきから何を転がしようとね〜」
 「もうおそいっちゃから、そろそろねらんねぇ〜」
 背中を向け、横になったままの状態で話かけていたのですが、
 当然子猫には、言葉の意味など理解できるはずもないんですよね。

 見事な感じで、話かけているそばから、床の上を転がるプラスチックらしき小物の音、
 どうやら、ジャブ・ジャブ・フックをやめるつもりなど、全く頭にない様子。
 こちらの気も知らず、楽しそうに遊び続ける子猫が、なんと耳ざわりな事でしょうか。
 このままでは眠れないと、大きく溜め息をついてしまった自分。

 我慢の限界も近づき、だるい体を起こして、子猫の元へ行ってみれば、
 以前、床の上に落とし、放置していた鉛筆のキャップってのが、
 ジャブ、ジャブ、フック、の元凶だったみたいなんです。

 そこで、お楽しみ中ではあったんですが、
 こちらも全く遠慮せずに鉛筆のキャップを没収し、
 そして、この子猫がどのようにしたら、眠ってくれるのかを考える事に。

 子猫がこの家に捨てられてた日から、
 2階の部屋に上がって来るまでの、この数日間というのは、
 1階の濡縁に置いていた、ダンボール箱の中で夜を過ごしていたわけで、
 そのダンボール箱をこの部屋に持ってくれば、眠ってくれるのではないかと考え、
 一先ず試してみようかと、ドアの方へ歩きだしたんです。

 鉛筆のキャップを取り上げられ、少しテンションが下がりぎみの子猫に対し、
 ドアの前で、 言っても理解できないとは思いながらも、
 「すぐ戻ってくるから、おとなしくしとかなよ」みたいな感じの言葉をかけ、
 困ったちゃんを2階の部屋に残し、溜め息まじりに1階の濡縁へ。

 この時点で、確か軽く午前2時は過ぎていたんですよね。
 冷蔵庫や壁の時計の音が響く深夜、階段を下りる足音を響かせ、
 1階の濡縁の和室前で、当然、眠っている事と思ったので、
 遠慮した感じで「ちょっとよかね〜」と声をかけると、
 案の定、不機嫌そうな感じで:「なんねぇ〜」との返答。

 あの子猫が2階に上がってきとるったい」と説明すると、
 「子猫〜、そこのダンボールの中で寝とろうが〜」と、
 説明が理解できていないようなご返答。

 「見てんね、おランや労が、今2階に上がってきとるっちゃけん」と確認を促すと、
 「あら、おらんごとなっとる、どこに行ったんやろうか」ってな寝ぼけ声。
 「だけん、2階にあがってきて鳴きよったけんが、俺の部屋に一先ず入れとったい」
 「2階〜、2階って、どこから上がったんやろうか〜」、
 「しらんよ〜、たぶん勝手口の所の木やないんかね〜」と説明すると、
 「上がりきったったいねぇ〜」とビックリしながらの笑い声。

 「まあぁ〜、上がってきとるから、上がれたんやろうねぇ〜」と相槌をうちながら、
 「でさぁ〜、いつまで経っても寝らんで遊びよるから、
  ダンボール箱があったら寝るんやないかと思ってね」、
 みたいな会話の遣り取りをした後、
 「入るよぉ〜」と、和室に入り、網戸を開け濡縁にあるダンボール箱を抱え、
 そして、子猫が何をしているのかわからない、2階の部屋へ急ぐ事に。

 階段を上がり、自身の部屋のドアをあけてみれば、
 月明かりの中、視線の先には、こちらを見上げている子猫の姿があったわけで、
 一先ず、ほっとしながら部屋に入り、自身が寝ているマットの近くの床に、
 1階の濡縁と同様な感じでダンボール箱を置き、
 子猫を抱え「ここで寝なさい」みたいな言葉をかけ、
 かなり強引な感じではありましたが、ダンボール箱に突っ込み、
 少しばかり撫でた後、自身も横になり眠りについてたでしょうか。

 部屋の中には、気になる音も響かなくなったもので、この困ったちゃんである子猫も、
 こちらが言っている意味を理解してくれたのだろうと、
 何気ないアイデアに自己満足し、
 少しばかり気分を良くして夢の入り口へと向かい始めたんです。
 すると、どこからともなく聞こえだした、例のジャブ・ジャブ・フックの音。

 最初は夢か現実か判らない状況の中、何気なく目をあけてみた所、
 なおも響き続ける遠慮なき現実の音。
 間違いなく夢ではない事を理解しながらも、
 一先ず子猫がいるはずのない、そのダンボール箱に視線がいく事に。

 まあ、この瞬間にもお楽しみ中と思える耳ざわりな音が、
 見事な感じで響いていたわけですから、
 当然このダンボール箱の中に、子猫の姿はなかったわけで
 やはり遊ぶ気満々の子猫の前には「眠りなさい」と言った所で、
 到底無理な注文でしたね。
 それから視線は、気まぐれ時刻に設定された、動き回るアラーム子猫の音源へ。

 まぁ〜何というかで、
 おもちゃのチャチャチャ 子猫のチャチャチャ チャチャチャ黒猫の チャッチャ、
 ってな、
 何が楽しいんだか判りませんが、子猫の鼻唄までもが聞こえてきそうなこの状況。

 考えてみれば、部屋にはガラクタや小物が放置された、
 戸の無い低い棚があるわけでして、
 新たな小物がたくさん転がる、宝の山を目の前に、
 眠ってなんかいられないといった所でしょうかね。

 「やれやれ」といった感じで体を起こし、
 アラーム音を止めるべく、夢中で遊ぶ子猫の元へ。
 「今度は何を転がしようとね」と
 溜め息混じりに言葉をかけ、子猫の元へ行ってみれば、
 こちらを一瞬見上げるものの「え〜何か言いましたぁ〜」といわんばかりの表情で
 飽きる事なく小物を転がし、部屋の中を走り回ってくれる事に。

 音の現況が何かと思い、近づいて見れば、壊れたプラモデルの小さなパーツ。
 「よう見つけるねぇ〜」と感心しながらも、
 有無を言わさず遊び道具をさっさと取り上げ、
 気まぐれ時刻の設定を、朝の起床時刻へと変更すべく、どうしたものか考える事に。

 一先ずは、困ったちゃんを抱き抱え、こちらの事情を説明するも、
 見上げる顔は、キョトンとしたまま。
 眠らせるアイデアが何も浮かばず、とにかく眠ってくれと撫でるばかり。

 「何を言っているのか判りません」みたいな感じの表情でしたが、
 とりあえずはダンボール箱に子猫を入れて、
 寝床の中からこちらの事情を繰り返し聞かせ、願いをこめて撫でてたんですよね。

 しかし、撫でてばかりでは、眠りたい本人が眠れないもので、
 自然と撫でる手の動きも止まってしまい、ダンボールの中から手を引っ込めて、
 今度こそはと、気合を入れて目をつぶったんです。

 疲労感たっぷりで、とにかく眠りたいこの状況でも、
 困った事に耳の方は冴えてしまい、なかなか夢の中へと行けない状況。
 何気なく目をあけ、ダンボール箱に視線が行くと、
 残念ながら、願掛け適わずお留守なもので、
 寝床の中から周囲を見渡し、外出先の捜索へ。

 夜遊びへと出かけたお隣さんの、お出かけ先がどこかと思えば、小物が転がる宝の山。
 ルンルン気分でどれにしようか迷っている様子を、放置はできぬと体を起こし、
 音を響かせる前に連行するも、
 「昼寝の方はバッチリですから」と眠る気などないパッチリお目目に
 響き始めたジョーズのメロディー。

 部屋の中へ招待した時には、何ら気にする事がなかった子猫の行動でしたが、
 眠りたくても眠れないこの状況に、
 とにかく今は、寝床で朝までおとなしく眠ってくれないかと、
 理性を保ちながら願うばかり。

 これまでは、自身の眠りに就く癖もあり、
 ダンボール箱に背を向けた状態で眠っていたのですが、
 今度ばかりは、自然と体の向きを変え、
 子猫の寝床の方を向いて眠りに就いたんですよね。

 当然監視をしてみようと思ったからなのですが、
 撫でる手をダンボール箱から引っ込めてたらば、そんなに時間が経たないうちに、
 宝の山へとお出かけしようと寝床をお留守にする始末。

 寝床を離れて夜遊びへと出かける子猫に対し、
 アレルギー反応を示してしまう自身の感情。
 反射的に体を起こし、お出かけ途中の困ったちゃんを、寝床に戻れとすぐさま補導。
 子猫にしてみれば、夜中であろうが自分だけで遊んでいる感覚なわけですから、
 なにゆえ、夜遊びを邪魔されるのかが判らないといった所なのでしょうね。

 困ったちゃんの外出とその度の補導というのを繰り返していた所、
 どうやら、子猫なりに閃くものがあったようで、
 こちらの方へ出ることが補導されてしまう原因だと思ったらしく、
 そこで、ちょっと捻りを見せた解決策が、
 寝床を反対側に出て、夜遊びへとお出かけした事。

 溜め息混じりに笑いながら、思わず出た言葉が「ちがぁ〜う、そっちもだめってぇ〜」
 どうやって遊ぶかを、子猫なりに考えた結果の行動でしょうが、残念ながら再び補導。
 いかに遊ぶかを考えている子猫に対し、
 こちらは、いかに寝かせつけるかを考えるといった、
 どうにも噛み合わない状況に、余裕がなくなりつつある自身の感情。

 お互いの願いが適わないという点では、同条件の我慢比べ大会でしたが、
 ゲームを優位に進めていたのは、とぼけた表情の一途な子猫。
 眠る気などなく、取り付かれたかの様に夢中で遊ぼうとする子猫の姿に、
 忍耐尽き果て、ついにこの我慢比べ大会の降参を宣言。

 「何時とおもっとるんか、お前は〜、寝らんなら出とけぇ〜」。
 子猫を抱え上げた今回の行き先とは、網戸の向こうの屋根の上。
 降参を宣言する前の補導先にしていた、寝床のダンボール箱を通り過ぎ、
 月明かりが差し込む網戸を開けて、室外退去を一先ず実行。

 子猫が征する事となってた、睡眠と遊びを賭けての深夜の我慢比べ大会でしたが、
 しかしながら、降参宣言と同時に実行された、勝者の子猫の室外退去。
 網戸の外からは、部屋へ入れてくれといった、子猫のアピールもないもので、
 ようやく眠れると横になっても、どうにも気になってしまう子猫の様子。
 1分と経たずに体を起こし、網戸の前へと行ってしまう事に。

 まあ、こちらの心配どこへやらで、屋根の上を走り回っているようであれば、
 何も気にせず朝までほうっておくかと、外の方を網戸越しに覗いて見た所、
 困ったチャンの遊んでいる気配というものが、全く感じられずに静かなもので、
 網戸を前に、自然と想像をふくらませてしまう、室外退去後の子猫の様子。

 結局の所、網戸越しには、子猫の姿というものが確認できずにいたものですから、
 月明かりに照らされる屋根の上を見渡そうと、網戸をそっと開け、
 窓枠に手をつくと、少しばかり心配しつつ、先ずは、頭だけをちょっと出し、
 そして、キョロキョロと覗き込む事から始めた、困ったちゃんの捜索活動。

 続いて、窓枠から上半身を乗り出すと同時に、自然と視線は遠くへ注がれ、
 右へ左へ首を振り、どこだどこだと、ざっと見渡してみたんですよね。
 ところが、この場所から見える範囲の屋根の上には、子猫の姿は見つけられず、
 次に移った視線先とは、1階屋根と唯一接する、目の前の名前を知らない落葉樹。

 子猫が上って来たと考えられる、勝手口前の、緑の葉が生い茂る落葉樹でしたが、
 耳をすまし、じっと目をこらして見てみるも、子猫の姿は確認できずにいたもので、
 ここからは見えない、反対側の屋根の方で遊んでいるのかとも考えながら、
 視線を何気に真下に落とし、ふと左側の壁沿いを見た所、
 上半身を乗り出して手を伸ばせば届く所に、見事にへこんだ子猫の姿が。

 真夏の深夜に、燦燦と降り注ぐ月の光の中、少しばかりの心配と共に開始された、
 子猫の捜索活動は、10数秒程で無事に終了を迎えられてたわけですが、
 この時ばかりは、降参宣言どこへやらで、一安心といった感じでしたね。

 そこで、捜索活動終了直後の、
 子猫のへこみ具合というものがどんな感じだったか説明してみると、
 不断はしゃきっと立てている耳なんですが、
 心境を表すかのように、見事な感じでお辞儀させ、
 声も出せずに立ち尽くし、
 泣きそうな顔でじっとこちらを見ている状態だったわけなんですよねぇ〜。
 自然な流れでしたが、へこむ子猫に手招きしながら、
 「こっちへおいで」と声をかけてましたもんね。

 ところが、我慢比べ大会の降参宣言というのが、余りに刺激的だったようでして、
 「ほら〜おいで〜」と、何度呼んでも、全く動けずにいる子猫の姿。
 そこで、静かな口調で語りかけながら、窓枠から上半身を乗り出して手を伸ばし、
 再び子猫を室内へとご案内する事に。

 自然な流れで、困ったちゃんを再び部屋の中へとご招待してはみたものの、
 潤ませたお目目と、お辞儀させたお耳で、心境をアピールしてくる困ったちゃん。
 見事に続ける反省アピールに、ただただ睡眠時間を削っての返答でしたね。

 とにかく、こちらにまで反省を促すような、困ったちゃんのへこみ具合に感化されて、
 ご機嫌を取らねばと、抱きかかえたまま釈明というものを繰り返し、
 ひたすら撫で撫で。
 しかしながら、朝日が昇るまで睡眠を削り、あやし続ける余裕などはなかったもので、
 こっちの独断ではありましたが、頃合を計ってそれぞれの寝床へ。

 一先ず夢の中へと向かうべく、子猫に背を向け目を閉じていた所、
 いきなり耳元に感じた何らかの気配に、夢の中へは入りそこねて、
 さらには、微妙に触れる感覚と共に、突然響き始めた不思議なメロディー。
 そうです、この感覚の正体とは、まだまだ眠る気などない困ったちゃん。

 どうやら背を向け横になってたその背後から枕に上がり込み、
 頭の後方から耳元に顔を近づけ、咽を鳴らしているような感じでしたが、
 当時は、意味の判らない行動に、何が始まったのかと、寝たふりでもしていたんです。
 ところが丑満時の耳元で、咽を鳴らすといった、意味の判らない攻撃を続けられると、
 不思議と気味が悪くなってしまい、今度は、こちらの方が固まってしまう事に。

 とにかく、怪談話でも聞いた時のような、
 ぞっとする感覚にまで襲われていたのですが、
 この時に恐怖した不思議なサウンドの意味というものを、偶然に知る事となったのは、
 確かこの黒猫のチャチャとお別れした日から、10年ぐらい経ってからの事でして、

 簡単に紹介してみますと、ある動物の赤ちゃんが、タレントさんの腕の中に抱かれ、
 なんとなく聞き覚えのあるサウンドというものを、静かに響かせてたという、
 聞けば、あやしているタレントさんに、甘えている事を示すサウンドとの説明でして、
 その説明を聞いた瞬間、この真夏の深夜の事を思い出し、吹き出してしまう事に。
 なにせ、甘えている事をアピールしている子猫に恐怖して固まってるわけですからね。

 この時に終わる事なく響き続けた、高いんだか低いんだかといった、
 喉を鳴らす音と、睡眠妨害というものは、
 初めて子猫が2階に上がってきた、この真夏の深夜の1回限りの事だったのですが、
 だいたいからして、丑満時に、人の耳元で響かせるような音じゃぁ〜ないですよね。

★当時を思い出し、あの世のチャチャへ今更ですが一言。
→紛らわしい時間帯に、ややこしい音を聞かせよって〜、
 まじで、びびってしまったんだぞ、チャチャー〜ってな具合でして、

 例えるならば、子猫から不気味な子守歌をプレゼントされてたとでも言いましょうか、
 ようは、眠る気などない困ったちゃんが、相手してよと、人の耳をマイク代わりに、
 怪談話のような喉自慢大会を、一方的な感じで、始めてしまったわけなんです。

 よもや、甘えている事をアピールしていたとは思わなかったもので、
 とにかく、いつまでも遊び相手はしてられないと、眠ったふりで応戦するも、
 終わる事なく続けられる、意味の判らない喉自慢大会というものは、
 全くもって不思議なもので、少し前の出来事や、時間帯も手伝ってか
 段々と不気味な感覚へと変化していく事となり、

 子猫に何かが取り付いてしまったんじゃないかというような怪談話的恐怖感やら、
 猛獣に狙われ、今にも狩られてしまうんじゃないかというような恐怖感やらで、
 面白い事に、鳥肌ものの恐ろしさというものを、勝手に味わってしまったですもんね。

 とにもかくにも、静かな喉自慢大会という形で、
 精一杯甘えている事を、こちらに伝えていたのでしょうが、
 不思議と頭の中では、子猫が目を吊上げ、
 不気味な子守歌を熱唱している映像しか思い浮かばず、
 子猫が甘える程に、こちらは恐怖するといった、
 なんとも滑稽な現象が起こってしまい、
 情けない事に、眠るに眠れない状況となってしまってたんですよねぇ〜。

 そんな感じだったもんですから、
 丑満時に続けられる喉自慢大会を、眠ったふりでやり過ごす事の限界を迎え、
 一先ずマイク代わりとなっている自身の耳から、子猫の顔を遠ざけようと、
 へたな寝たふり演技を解除する事に。

 そこで、平常心を装いつつ声をかけて、優しく撫でながら子猫を離し、
 恐る恐るその顔を覗いて見た所、当然といった感じの、
 怪談話などとは程遠い、何とも表現に困ってしまうような、暢気な表情でのご返答。

 言うなれば、どう見ても、眠たそうな感じの顔には見えなかったというようなわけで、
 鳥肌ものの恐怖感からは解放されるも、
 その顔を見ていると、別の意味で、頼むから勘弁してくれよといった現実がそこに。
 ようは、困ったちゃんから、
 オールナイトを宣言されてしまってたようなものなんですよね。

 そこで、テンションを上げさせまいと、
 横になったまま体の向きを変えて、静かに説得を実行するも、
 撫でる手を離せば、見事な感じで願かけ適わず、「遊んでくるね」と、そばから離れ、
 再び、鼻唄までもが聞こえてきそうな、
 記憶に新しい光景を無理やり観賞させられる事に。
 そして、ついに迎えた、この我慢比べ大会のお手上げ宣言。(ギブ・アッ・プ〜)

・月の光り降り注ぐ→真夏の深夜に繰り広げられてた、
 我慢比べ大会の何度かの降参を、ちょっとだけ振り返ってみますと、

 先ずは、はしゃぎ続ける子猫に対して、アレルギー反応が起きてしまい、
 一喝と同時に1階屋根へと室外退去。

 ところが、気になるもので様子を覗くと、見事にへこむ子猫を発見してしまい、
 再び室内へとご案内。

 そこで、暫くあやし、眠りに就いた所、自身の耳をマイク代わりに熱唱してきた、
 子猫の不気味な子守歌。

 喉自慢大会を、無理やり耳元で聞かされ、
 恐怖のあまり眠った振りが続けられなくなってしまった丑満時。

 冷静さを装い、眠った振りを解除して、恐る恐る子猫の顔を覗き込めば、
 キョトンとした表情でのご返答。

 一先ずほっとするも、その表情に感じる勘弁してくれよといった現実、
 困ったちゃんのオールナイト宣言。

 撫でる手を離せば、宣言通りにはしゃぎ出す子猫の姿に、
 天井を仰ぎ、こちらも負けずにお手上げ宣言。

 自然と溜め息が出る中、だるい体を起こすと頭に浮かんできた解決策というのが、
 1階屋根以外の室外退去。

 そこで、子猫をへこまさずに、
 自身も安心して眠れる手段というものが、何かないものかと考えてみた所、
 ふと気がついた単純な結論というのが、この数日間の子猫の寝床である、
 家の者が眠る1階の和室の濡縁。

 そうなんです、ようは、1階で眠ってる方へ、
 この困ったちゃんをバトンタッチする事。
 早速、暢気に遊んでいる子猫を左手に、ダンボール箱を右手に抱え上げ、
 濡縁目指し移動を開始。

 子猫がどんな表情をしてたかなんては判りませんが、
 2階の部屋のドアを開けて、階段を下りると、
 再び濡れ縁のある和室の前へと行き、
 お手上げモードを醸し出しつつ、バトンタッチを伝えたんです。

 すると、偶然にも夢の中ではなかったようで、
 反応よく笑い出し、押し付け交渉も難無く成立。

 和室へと入ると、笑いながらくつろぐ姿でも横目に、
 濡縁の前の網戸を開けてしゃがみ込み、先ずは今までと同様に、
 寝床のダンボール箱の内側が網戸越しに見えるように配置。

 続いて、この深夜の睡眠妨害の現況である、左手に抱えた困ったちゃんを、
 寝床へと収容すると、キョトンとした表情に願いを込めて、
 撫で撫でしながらの静かな説得タイム。

 「もう〜今度2階に上がって来ても入れてやらんよ〜、よかね〜、判ったね〜」
 などなど。
 まるで意味など判っていない表情の子猫から、撫でる手を離して網戸を閉じると、
 自身も寝床へと戻り、窓の外が気になりつつも横になってみれば、
 一瞬のうちに、起床を知らせるアラームが響き出す事に。

 大きな欠伸と共に体を起こせば、動き回るアラーム子猫でもよぎる事となり、
 まぶしさに更に目を細めつつ、朝日に照らされる1階屋根を、ざっと見渡し
 「おらんごたぁねぇ〜」と、
 朝食ついでに確認してみようかと、一先ず1階へ下りてみると、
 挨拶代わりに交わした言葉というのが、当然の如く子猫の様子。

 いざ聞いてみれば、少しばかりチョロチョロとしてたようではあるのですが、
 騒ぐ事もなく 寝床に落ち着き、意外にも静かだったらしく、
 更には、今も寝床の中でモジモジとしているとの話に、
 濡縁を覗いてみりゃぁ〜、見事なおとぼけモードだったもんですから、

 「あれだけはしゃげばねぇ〜」と、笑いっぱなでも咲かせ、
 眠気に細める目を再び細めさせられちゃってたという、
 おぼろげなチャチャがらみの雪景色から連想しちゃってた、
 月の光り降り注ぐ真夏の深夜の、納涼話だったわけなんですけどねぇ〜。
(2018.01.25)

●二十日正月。
◆玉の輿の日ともいった二十日土曜日。
・お互いにそれぞれの大当り〜というような、
 玄関で三つ指ってな幻想でも抱いてたんやなかろうねぇ〜、
 まぁ〜判らんじゃないけどねぇ〜ってな具合でからかってたという。
 美味しい美味しい〜やら、なんだかんだと色々と煽てられ、
 「自分の国の人よりも何もしないよぉ〜」ってな小言でも聞かされ、
 笑わさせてもらっちゃってた事でも懐かしめる、
 一先ずの洗濯日和ともいったお大寒様ぁ〜。

 そんなこんなの前日の19日には、
 福岡県での今季初のインフル警報も伝えられてたようで、
 「テレビのおじちゃんだぁ〜」といった、
 体育館だったかでの元教員さん話もふとよぎる、

 こちらもおそらくは低学年だったんじゃないかとの事でしたが、
 新型インフルエンザによる休校が解除された、 ある小学校の教室の様子なんかじゃ、

 教室のテレビを通して校長先生が話してあった中での、
 付けたり外したりと落ち着かない子だとか、
 付けているけど息苦しいのか、パカパカしている子。
 取りあえずはマスクは付けているけど、口だけを隠し鼻が出ている子や、
 ただ顎にかけているといったような子など、

 まあ〜何ともコメントのしようがなかったわけなんですが、
 とにかく聞いただけでも、いろんなマスクの付け方をしている、
 可愛らしい生徒さんたちの姿が容易に浮かんできてしまい、
 こちらも思わず笑ってしまっちゃってたですもんね。

 更には、久しぶりの再会風景といった、
 駅での帰省時光景なんかじゃ、
 1人のおじいちゃまが、マスクを付けた4〜5歳ぐらいのお孫さんを、
 ホーム上で「高い高い」と抱き上げてたらば、

 そのお孫ちゃんが何を思ったか、
 自分が付けていた湿り気のありそうなマスクを手に取り、
 「はぁ〜い、オジイチャン」といった感じで、
 手の塞がれているおじいちゃまのお顔へ、
 有無を言わさず付けてあげちゃってたという。

 そのマスクの裏表が、どちらだったかなんては判りませんが、
 聞いてるだけで、思わず「うへぇ〜」ってな声が出ちゃってた、
 とにかく、何と言いましょうかで、お孫ちゃんから強烈なプレゼントを、
 会って早々にもらっちゃってた光景に、
 一笑いだったわけなんですよねぇ〜。
(2018.01.20)

●タロとジロの日。
◆合いと希望と勇気の日ともいった14日日曜日。
・この犬たちの名前を耳にすると、
 数年前までは、太郎次郎的な響きで認識してたという、
 いつ頃見てたんだっけぇ〜というような、断片的光景やテーマ曲ふと浮かぶ、
 うろ覚え状態といった南極物語。

 更には、置き去りにしてきちゃってた方だったか、
 迎えにいってた方だったでしょうかで、
 とにもかくにも、1隊員として、この犬たちと関わりのある時期の隊員だったとも、
 あっちゃこっちゃで講演してるらしい事なんかも耳にしてた、

 へぇぇ〜この人がですかぁ〜といった、
 待ち合わせしてたらしい知った方へ鼻水でも啜りつつ、
「「風邪ひいちゃったぁ〜」ってな具合で苦笑いを浮かべ合ってた
 自分たちよりも防寒してるように見えてた元隊員さんと、
 以前の最寄り駅で1度だけ挨拶を交わしてた事でしょうか。

 まぁ〜そんなわけでして、そんな10数年ぐらい前までは、
 初放映の時に見てたように思う、南極物語が、南極情報のすべてだったものですから、
 カラフルなオーロラが毎晩見れるといったイメージだった事なんかも、
 印象に残ってるやら、

 後に1度お会いしてたオーロラツワーのカメラマンという方から、
 確か〜氷点下の中、カメラを構えっぱなし、夜空を見上げっぱなしやら、
 昼夜も逆転しちゃってる生活やらとも耳にしてた、
 ご自身が撮影されたという、夜空に鳥が羽ばたいているような模様の、
 グリーンのオーロラ写真のカードをいただいてたんでしたっけねぇ〜。

 そんなこんなで、いざ懐かしんでみちゃおうとしてたらば、
 今や「あれぇ〜どこになおし込んでたっけぇ〜」、
 ってな事にもなっちゃってるんですけどねぇ〜。
(2018.01.14)

●テスト連想でも少々。
◆センター試験とも耳にする13日土曜日。
・一先ず本日の起床時室温も前日同様の6度という、
 頭も冴えるお日柄といった中、
 休憩時間の方が充実していた、笑い話にしかならない一夜漬けやら、
 捗る事なく迎えた朝に、眠らなかった事への自己満足などなど、
 難し過ぎても簡単過ぎても、その問に独り言ってな具合で、
 選択問題なんかは読まずに解答して、
 後に返されて来る頓珍漢な回答用紙で一笑いってな懐かしき光景。

 何となく印象に残るIQテストなんかは、
 すごい事になっちゃってたんであろう中、
 中学になったら、急に設問が命令口調になったもんで
 何様だぁ〜ってな具合で、勉強がすかんごとなった〜とか言ってた、
 そんなとこに引っかかったかぁ〜ってな、面白いやつなんかもいましたっけ。

 あれは学生の頃に耳にしてた話でしたか、
 高校受験の初めての家庭教師体験に、
 受験生同様にドキドキものだったと聞く、
 さすがに結果を聞くに聞けずの連絡待ちってな、
 耳にしてのほっと一息といったその大学生やらその親。

 それから、中間や期末テスト時の、毎度の五十音順の席移動に、
 その机を休み時間に拝借し落書きに勤しむも、
 先ずは確認されるやら、列をシャップルされるやらの笑えた者やら、
 凍結で教員さんたちの車が坂を上がれず
 暗記力勝負の試験が2時間目からとなり、見事な平均点だったというある科目だとか、
 その高校の頃の昔話として思わず笑っちゃってたという、
 試験を遅らせようと、その坂にホースで水でも撒いてた所を、
 見事に捕獲されちゃってたらしい、何と言いましょうかの先輩たち。

 更には、問題用紙には、カンニング対策用のでたらめな解答が書かれ
 それぞれのトップクラスのポジションを維持する事になっちゃってたらしい、
 中学時に耳にしていた、五十音順だった試験時の横隣りの席での、
 戯れ話もふと懐かしめる
 頭もクールというようなお日柄といった所でしょうかねぇ〜。
(2018.01.13)

●成人の日。
◆初薬師ともいった8日月曜日。
・新成人は前年と横ばいという推計123万人。
 男女比では、男性63万人女性60万人。
 戌年生まれの人口では、976万人。

 あちらこちらで当時の成人式話も花が咲く中、
 何気に学生の頃の話もふとよぎるというかで、
 高校の頃だったか専門の頃だったか、
 中学の頃のクラスの遊び仲間が自宅に集まってた際、
 室内に置いてた家庭用のトレーニング機器を前にして
 こたつを囲んで楽しめるといったらばのトランプ遊びが始まり、
 負けた者が筋トレといった展開の、今のお年頃ではありえない青春光景。

 そして勝った者が次のメニューを決める事となり、
 連ちゃんでこなす事となってた者やら、
 決めてた者が自分でこなすはめになっちゃってたりやらで、
 回数や部位の連ちゃん回数も、早々に楽しめる程度がルールに追加され、
 それぞれに筋肉痛やら苦笑いやらをこさえちゃってた、
 若かればこその一盛り上がり光景。

 そんな頃からもそんなに年月は経てなかった頃という、
 初めて日本酒というかアルコール自体を土産の品の1つに選んでたりやら、
 いわゆる飲酒エピソードをこさえちゃってたりやらの、
 専門時代の研修旅行後のいつぞやだったか。

 ふらっと立ち寄って来てたサル吉に、
 懐かしめるというかの家庭用のトレーニング機器を前にして、
 この土産の日本酒の残りをかたづけさせてたらば、
 ほろ酔い気分に加勢されて始まってしまうやらで、
 窓に並んで息を弾ませる事になっちゃってたんでしたよねぇ〜。
(2018.01.08)

●色の日。
◆消防出初式ともいった6日土曜日。
・カラーオブザイヤー2018で選ばれてたのは、
 菫色とも、青みがかった紫ともいったバイオレットに、ウルトラがつくという、
 ウルトラバイオレット。

 一先ず好む色も、時期や個人でそれぞれといった中で、
 懐かしきカラー探偵話でも懐かしんでみちゃえば、
 いわゆる、カラーセラピーみたいなものだったんでしょうか。

 今は接点のない、ある知った方が、
 色で何かしらを探るといった事に、ふと興味をもたれてたようでして、
 店舗内の入り口近くに、様々な色の液体が入ったボトルを飾ってあった光景を
 何気に思い出しちゃってたという。

 まぁ〜詳しくは判りませんが、
 当時、その出入り口近くのソファーに座っていると、
 ドアを少しだけ開け、顔を覗かせている常連さんらしき人が
 小声で「何々さんはいる」と、趣味多きその人がいない事でも確認しながら、
 ほっとしつつ入ってきてた光景なんてのには、
 思わず目を細めさせられちゃってたんでしたっけねぇ〜。

 そんなこんなで、
 前日の5日には、築地市場で最後という初競りも伝えられ、
 最高ねの大間産黒マグロ400キロが3645万円とも、
 1キロあたりの単価での最高ね、大間産黒マグロ190キロ3040万円。
 一昨日の4日には、下関の袋競り、
 フグの新春初競りで1キロあたりの最高値1万3千円、
 といった事なんかも伝えられてましたねぇ〜。
(2018.01.06)

●スーパームーン。
◆初夢、書初めともいった2日火曜日。
・この未明に2018年の最大の月が見られたとも耳にすれば、
 お年玉話に福袋話も耳にするやらの
 一先ずの餅三昧。

 何気に小学時代の帰省先話なんかでも懐かしんでみちゃえば、
 いつもの流れで、福袋を販売している場所へと親類何人かで
 帰路がてら寄った時の事。

 その中の女性長老が親類たちに向かって一言。
 「こまかいのあるね・一先ず、福袋代を立替てやろうか」
 「あぁ〜いいかいなぁ〜・後ですぐ返すから」みたいな感じで、
 一先ず福袋代を借りて購入する事に。

 すると、購入した頃だったでしょうか、そのお店で働く親類が、
 自分達を見つけたようで、声をかけに来てくれ、
 今年から少しばかりの当りくじが入っているという事を知らせてくれたんですよね。

 特に自分たちはこの場で確認しておかないと、
 当りくじが入っていても、交換ができないとの事で、
 さっそく店内で中身を確認してみた所、

 確か、シングルの布団か、もしくは毛布だったように記憶している、
 当りくじが入ってたもんですから、福袋代を立替てくれてた、
 女性長老の、素晴らしきお閃きってのが炸裂しちゃってたという。

 1つは、人や荷物であふれる車内において、この商品を持って帰るには、
 少しばかり邪魔になるであろうといった、素晴らしいお心遣い。
 もう1つというのは、代金を立替たとはいえ、購入した際の元になったのは、
 女性長老自身の財布からだったという、なかなかパワフルな主張。

 声も表情も溌剌とし、一先ずのお別れの挨拶を交わした後は、商品へと交換すべく、
 手にはしっかりと当りくじ、そして、軽やかな足取りといった感じで、
 店内をうろちょろしている女性長老の姿を眺めながらの帰路だったという、
 いやぁ〜あれは笑わせてもらっちゃいましたもんねぇ〜。

 そんなこんなの年月経ての、
 [何々ちゃんへ]と、君の名前の書かれてた、
 当時、ばあちゃんが手渡しする事のできなかった、
 準備されてたお年玉袋ってのも懐かしめるやら、

 確か〜小学校頃だったかの、
 「将来はモデルさんかなぁ〜」とか、からかってた際の、
 その気になっちゃってた光景ってのもふと笑える、
 スーパームーンが、おこんばんわぁ〜してた前夜のその元旦の月曜日に、
 あの子がねぇ〜ってな元気そうなご挨拶話も届られてたようでしたねぇ〜。
(2018.01.02)

●謹賀新年。
■新年干支川柳。
 狛犬も 庭駆け回る ポチ袋
 ここ掘れと 犬も歩けば マーキング
 ご愛嬌 匂いフェチらの ドッグファイト
 尾をまるめ ぷりっと尻むきゃ 控えおろう
 巡回へ 干支の番犬 鼻利かせ

■改めまして 新しき 年の初めの ご挨拶を 申し上げます。
 犬は番犬、猟犬、愛玩犬など、
 古くから深き関わりのあるようにも耳にするやら、
 (エル・ポチ・チビ・コロ・タロ・エス)などなど、
 個人的に懐かしめる犬の名前やエピソードもふと浮かぶ戌の年。

 それでは2018年 平成30年戌年、
 すばらしき年となりますようにぃ〜。
(2018.01.01)

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