2020年08月のコラム

●付け足し。
◆川柳発祥の日ともいった25日の火曜日。
・それらしき響きでも、さらぁ〜っというか、こってりというかで、
 ってなわけでの付け足し干支川柳。

2020年 新年
 口々の 袋の鼠 福袋
 はいチーズ レーダー探知機 あべこべに
 美しさ 秘めたる鼠 リンダリンダ
 色気付き 季節生けさす 針鼠
 惚れ散らす 鼠小僧の ビビビのビ

2019年 年の瀬
 無我夢中 正夢の如し 里見上げ
 豕だき 山より大きく 臭さ愛す
 潤む樹皮 猪木の吐息 身嗜み
 地図一途 大山鳴動 ブヒーフェイス
 馴染まれて 窮鼠群がり 顎しゃくり
 口窄め 電車ごっこの 数珠繋ぎ
 星ふるる 奉納張り手 出っ歯っパー
 直向きに 一つ覚えの おちょぼ口
 一心不乱 頑固一徹 只管に
 踏み出せば その道の果て 水平線

 耳にする、海の中道大橋のあの日からも14年。
 曖昧となる様々な年月に、
 昨年の鏡の日にも再びからめちゃってたようでしたが改めて1つといった具合で、
 温泉にも入り、夕食も済ませた、
 跡は寝るだけといった、帰省先での団欒タイムでしたか。

 電話だったかピンポンだったか、
 自宅の車庫の、その自家用車の後輪の所で人がたおれていたらしく、
 「引いてしまったんやろか〜、怖くて一人じゃ見きらん」といった、
 ご近所さんのパニック報告に、
 面識の無い自分たちも、なんだなんだ〜の野次馬参加。

 話によれば、
 ちょっと車で出ようと車に乗り込み、
 エンジンかけてサイドミラーでも覗き込んだら、
 人の頭がこんばんは〜だったもんで、さぁ〜大変、
 ってな状況だったようで、

 「どぉ〜せ、どっかの酔っぱらいやろう」とか言いながら行ってみれば、
 車庫に頭の方から突っ込んでる車の後輪に、
 逆車止めみたいな感じで、呑気にくつろぐ、
 身軽な格好のおっちゃんの姿が。

 そして、「警察にはまだ」ってな返答に、
 ばあちゃんが留守番中の家へ、おばちゃんが連絡に戻ってた中、
 「ったぁく〜なんの夢でも見とるんかねぇ〜」。

 「エンジンでもふかしてやったらぁ〜」。
 「あま噛みみたいに、かるぅ〜くタイヤで踏んじゃるってのは」。
 「あま踏みってね〜」。

 「っにしてもコンクリートの上でよう寝とられるねぇ〜」。
 「いやぁ〜、知ってる小柄な女の子なんかは、
  自宅前の溝に横向きでスッポリはまって、
  朝まで熟睡しとったらしいもんねぇ〜」。

 「えぇ〜呆れたぁ〜朝までねぇ」、
 「それにしても、靴とかどこで脱いで来たんやろうかぁ〜」、
 「ぱっと見た感じじゃ〜そこら辺りには無いしねぇ〜」、
 「ちょっと見てこうかねぇ〜」、「よろしくぅ〜」などなど、
 暫しのやれやれ観賞。

 そんなこんなで、「忙しいとかなぁ〜」とかかんとか言ってたらば、
 ふと現れた2人の制服警官に、じいちゃんが説明をし、
 そのうんともすんとも言わない車止めおっちゃんを、
 お2人さんが起こした頃だったでしょうか、

 川沿いのガードレールに、すごい間隔で掛けられてたらしい上着やズボン、
 脱ぎ始め地点と思われる靴や鞄を発見し戻って来てたわけで、
 何気なく耳にしてたその距離に、ただただ呆れたリアクション。

 「ほんと夏でたすかったよねぇ〜この人は〜」、
 「ほんとよ〜こんな所で固まられとったら、寝覚めも寝つきも悪いわ〜」、
 「しかしまぁぁ〜、なかなかの大豪邸にお住まいのごたるねぇ〜」、

 「何せ玄関があそこらしいけんねぇ」、
 「あぁ〜鍵とか落としとらんやろねぇ〜」、「オートドアじゃないとぉ〜」
 「風呂とかよぎっとったら川に入ってしもうとったんかねぇ〜」などなど、
 自分たちギャラリーからからかわれつつ、

 言ってる住所とは、まるでとんちんかんな方向でも指差し、
 じいちゃんにまで、酔ちくれ語でいらんこと言って、御立腹させちゃいつつの、
 警官の「判った判った〜あっちねぇ〜」と一先ずの帰路についてあったという。

 どんな酔い覚ましがまってんだかの、そりゃぁ肝を冷すわなぁ〜ってな、
 テールランプに浮かぶサイドミラー越しの、夢見る赤ら顔からの、
 うんちゃぁ〜話でも懐かしんでみちゃってたといったところでしょうか。

 そんなこんなのこの本日
 ここ福岡で、38.5度を糸島市 前原と、
 14時2分には、ここ太宰府でも観測されてたようで、
 とにもかくにもお天気さんにおきましては、
 猛暑日やら熱帯夜やらは、ご遠慮願えないもんでしょうかねぇ〜。
(2020.08.25)

●懐かしき一局。
◆噴水の日ともいった21日の金曜日。
・ここ福岡の大濠公園能楽堂で、19、20の両日に指された・将棋の王位戦で、
 高校生プロ棋士、藤井聡太棋聖(18)の、
 18歳1ヶ月での2冠も伝えられれば、

 その史上初となる10代での複数冠保持者ともいう、
 1992年、羽生善治九段の、
 21歳11ヶ月を抜いての、最年少記録を28年ぶりに更新とか、

 規定による八段昇段では、
 1958年、加藤一二三九段の、
 18歳3ヶ月を抜いての、最年少記録を62年ぶりに更新ともいう、

 当初、注目されるおやつや昼食に、
 大変さでも感じつつ、表情緩まさせてもらうも、
 今回はこの福岡での対局話に、
 そんな時間ともなれば、アンテナを張っちゃってましたもんねぇ〜。

 そんなこんなで、何気によぎる懐かしき1局光景ってなわけで、
 将棋といえば、帰省時に会ういとこたちとの、
 将棋倒しや、将棋崩しに始まり、
 まわり将棋に、挟み将棋ってな具合で、
 駒の山の具合を、嘗め回すように眺めてたり、

 盤上に耳を傾けてたり、
 駒の振り方を研究してた光景なんてのが何となく印象に残る、
 恐らくそれなりのローカルルールがあったんであろう
 暫し満喫させてもらってた数種の将棋遊び。

 そんな中で、指す将棋ってものに初めて触れてたのは、
 小学校低学年の頃に、帰省先で親類たちと遊んでた際に、
 じいちゃんに1人ターゲットにされてしまっての、
 無理矢理講習 ってな展開だったわけでして、

 遊び場所を庭へと移しての、楽しそうな声をBGMに、
 何の罰ゲームやぁ〜ってな具合で座らさせられ
 縦9マス×横9マス 81区画の盤上に向かいあい、

 決められた動きをする8種類の駒、
 王:1つ 金:2つ 銀:2つ 桂馬:2つ 香車:2つ
 飛車:1つ 角:1つ 歩:9つ、
 計20ずつの駒を使い、手前3列に決められた陣を構え、1手ずつ駒を動かし、

 最終的に、敵陣の王を追詰めるといった、
 どうでもいいようなルール説明やら1局で、
 いやすぎて目を潤まさせてもらってた事なんかが印象に残る、

 結局の所、帰省した際には、先ず1局ってな展開となり、
 いろんな攻め方試してたなぁ〜、
 確りしてた頃のじいちゃんに、勝ててたっけかなぁ〜、

 そういやぁ〜、休み時間の将棋ブームやら、
 授業中の、こそこそ1局ってな事なんかもあったりしてののち、
 男性入所者さんとの、懐かしき一撃必殺の1局ってのも
 体験する事となってたんでしたよねぇ〜。
(2020.08.21)

●一先ず。
◆俳句の日ともいった19日の水曜日。
・あれは確か〜20年までは経たないお盆時期。
 四国入しての初食事を、うどん屋さんで過ごし、
 取りあえずと、道後温泉へとレンタカーを走らせ
 あまりの大行列に外観だけを眺めちゃってたという
 「今日はお宿の湯ってな事で、あれだったら明日また覗いてみようやぁ〜」と、

 坊っちやんからくり時計や鷺石でも眺め、
 その辺りの散策時なんかに、
 「そこってさぁ〜、正岡子規の記念館って事〜」、
 「正岡子規って、学生の頃に出てきたあの人やろう〜」。

 更に言えば、その館内なんかでは、
 「へぇ〜、柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺って、正岡子規の句やったったいねぇ〜」
 まぁ〜そんなレベルでたちよってみてた子規記念博物館でしたっけ。

 そんな絡みでの 五 七 五 ってな具合で、
 とある話を当時耳にしてたのは、20年程経ってからの事という、
 いつだったかに、こさえてみてた一句が、
 胃も噤む 戦後の行商 しおさんま

 戦時中は車の免許もあって食糧部隊へ配属。
 海外の現地では、缶詰工場が近くにあり食糧難は免れるも、
 マラリアには一苦労させられ、
 終戦後、暫くは仕事なく、塩漬けさんまの行商。

 なかなかに売れなかったらしく
 売れ残りの塩漬けさんまが自身の食事となり、
 食べ過ぎて後に苦手な食材となり一切口にしなかったらしい事を、
歿後20年といった頃に初耳、

 購入予定もないところに来られても困るってな、思い出す話が飛び交う中、
 帰省時のその数日間には、
 焼き魚がメニューとしてチョイスされる事が記憶の上ではなかったため、
 耳にはしてたのかもしれないが、改めて思い返せばといったくらいの、

 当時、サンマ漁だったかさんま祭りだったかのニュースへ、
 ふと耳にしてた光景は記憶に残るというような中での、
 一先ずの一句といったところでしょうか。

 そんなこんなで、
 一昨日の17日、お盆休み明けの月曜日には、
 一部地域の学校で新学期も始まったように耳にする中、

 12時10分に
 国内最高気温記録に並ぶ 41.1度を、
 静岡県の浜松市中央区で、観測された事も伝えられてましたねぇ〜。
(2020.08.19)

●時の滴
◆終戦の日ともいった15日の土曜日。
・今夏は、コロナ下での帰省や遠出の自粛、
 終戦の日の行事への影響も耳にする中、
 記憶の継承の難しさも耳にして久しい、
 今年は、2020年、令和2年の、
 戦後75年目といった終戦記念日。

 この時期になると、ここ最近というかここ数年、意識的に耳にしている、
 帰省時に、当人からはそうは耳にしなかったよなぁ〜ってな、
 どちらが真意なのかなぁ〜ってな事なんかもふとよぎる、
 いろいろと耳にしてきた、その時々でテンションの異なる同系統話。

 ふとよぎる方との、接点があった頃からは、どのくらい年月が経つんだかで、
 当時、前日に戦争体験絡みのテレビに出たらしい話に、
 生中継だったのかを訪ねれば、収録で放送日時も知っていたという、
 教えてくれていればといった展開に、恥ずかしがる返答で、
 後日、DVDを持参されてたんでしたっけね。

 そして、帰省困難での墓参り代行人気も耳にする中、
 偶然だったのか意識してあったのかで
 お住まいの見晴しの良い窓から、
 連れ添われてあった方が眠る地が遠くに見える事を話の種にしてあった方の、
 いつでも見られている感じといった、表情もゆるむ、いつぞや光景も、
 何気に懐かしんでみちゃってるといった感じでしょうかねぇ〜。。

 そんなこんなで、今月11日には、
 群馬県の伊勢崎市と桐生市、埼玉県の鳩山町で、
 今夏の国内初となる40度越えも伝えられ、
 鳩山町 40.2度 13時49分
 伊勢崎市 40.5度 14時30分
 桐生市 40.5度 14時31分
 という、何れも観測地点での記録更新でもあったようでしたよねぇ〜。
(2020.08.15)

●道の日。
◆山の日ともいった10日の月曜日。
・甲子園交流試合の開幕も伝えられる中、
 2020年の東京五輪に合わせてた祝日の移動改正による、
 閉会式翌日の8月10日月曜日が(山の日)でもあったという、
 一先ず膨らませてみてた、たられば。

 バトンの日との事でもあれば、何気によぎる学制時代、
 中学在学時の下の学年だったでしょうか、
 タッチのみなみちゃんに影響されてたんであろう、
 新入生の数名の女子が

 指導者も場所の都合もつかないといった校長を度々悩ませ、
 今はどうかは知りませんが、取り合えずの新体操部ってのが出来、
 「私がですかぁ〜」ってな、

 何かの授業を担当してあった1人の女性教師が、
 部員のヒールキックを朝から受けそこね、
 片側をサイズアップさせちゃってたらしい笑い話ってのも懐かしめるやら、

 小学校中学年頃のリレーでしたか、
 クラスのアンカーとして走るも、ゴールラインで止まる癖が影響して、
 走り抜ける説明を別のクラスの先生が熱弁されるも理解せず、
 度々ゴール手前でってな、
 今や笑わさせられる不思議光景でも一よぎりといったところでしょうか。

 そんなこんなで、
 今年は7日の立秋までが梅雨明けの目安という
 東北北部の梅雨明けは判断されないとの事でもありましたねぇ〜。
(2020.08.10)

●世界ビールデー。
◆はしご車の日ともいった5日の水曜日。
・約60人で7時間の大捕物ともなってたらしい、
 早朝の大濠公園に出没した珍しい猪話でも度々耳にすれば、
 何気によぎるチャチャキャッチャーってな、
 (2018.05.01)で改めて触れちゃってたみたいな、
 黒猫チャチャとのお摘み話でも〜さらっとブラッシング。

 あれは確か〜明るい時間帯に、居間でぼやぁ〜っとしてた時に、
 家の誰かが、玄関から入って来るなりの、
 「チャチャが玄関の屋根の上で、なんか言いよるが〜、
  ありゃぁ〜降りれんくなっとっちゃないとねぇ〜」。

 家の者全員が、玄関から外へ出て、その玄関の屋根の上を見上げてみた所
 チャチャが、その玄関の屋根の上から顔を覗かせ、
 可愛らしい声で何かをアピールしてたという、
 一先ずは、その光景にこぼれちゃってた笑い声。

 それから取りあえずどうしたもんかといった感じで、
 今いる所には、そこから降りたんだろうといった、
 両サイドに傾斜した1階の瓦の屋根の方からチャチャを誘導してみようと、
 自分ともう1人が2階へと上がり、部屋の窓から外へ出て覗き込み、
 いざ呼んでみれば、その場に居合わせた家の者たちが、納得と同時に大笑い。

 ようは、幼いがゆえのジャンプ力とでも言いましょうか、
 いわゆる、後にチャチャのお昼寝場所にもなっていた、
 居間の、ふくよかボディーのブラウン管テレビの上なんかにも、
 まだまだ上がれなかったような、可愛らしいジャンプ力を、

 何考えてるんやら〜、といった表情で、
 何度もご披露してくれちゃってたもんですから、
 「チャチャほら・もうちょい・ほらもうちょい」と、
 少しばかり楽しまさせてもらっちゃってたんでしたっけ。

 そんな、ひょいと降りれる高さでも、飛び乗れる高さではなかったというような、
 一先ず試してみてた、1階屋根からの声かけ誘導レスキュー法は、
 第2段階のチャチャレスキュー隊・脚立バージョンへと移項する事となり、

 車庫の中にあった脚立を運び出してきた者が
 玄関の屋根の上で、不思議そうに覗き込んでるチャチャの位置を見ながら、
 第2段のチャチャレスキュー隊・脚立バージョンの開始。

 目の高さぐらいにある玄関屋根の縁を掴んだ状態で、
 手の届く所にいる、チャチャシーサーに声でもかけてる様子といったものに、
 その場に居合わせた家の者たちが、ミッション終了やねぇ〜といった感じで、
 そのレスキューの瞬間でも見届けてたらば、

 何を思ったのか、その近づく手を、チャチャが見事なタイミングで交わしてしまい
 玄関屋根の縁からはまったく手の届かない、1階の壁側辺りに座り込まれ、
 何を考えとんかい〜といった表情のチャチャにおちょくられちゃってたわけで、

 最初は、その困ったちゃんを、
 ただ単純に下ろしてあげようといった感じだったものが、
 脚立に1番手で上がってみてた、その家の者の差し延べた手を、
 チャチャが見事に交わしてくれちゃってた事で、いつの間にやら、
 どうやってとっ捕まえようかといった感じに変わっちゃってた、

 いわゆる、チャチャレスキュー隊から、
 チャチャキャッチャーの挑戦者といった感じの、
 どうでもいいような、ちょっとした知恵比べ大会といったものが、
 その玄関の屋根辺りで展開されてたわけなんですよね。

 そして、1番手が、チャチャを、なかなかとっ捕まえられずにいた様子には、
 見物中の家の者たちなんかから、
 自分が呼んだならば、すぐに寄ってきて捕まえられるはずと、
 「ほらぁ〜、ちょっとかわってんてぇ〜」と連呼され、

 その1番手の者が渋渋脚立から降りてみると、
 何を考えとるんやら、といった感じで、
 再びチャチャシーサーが、玄関屋根の縁から顔を覗かせちゃってたもんですから、
 思わず、その場にいた家の者たちが噴き出させられるやら、

 2番手の挑戦者として自分が自信満々で名乗りを上げるも、
 再び同じような光景をご披露しちゃってたというような展開に、
 1番手からは、当然の如くの、
 「ほぉ〜ら〜いっしょやんかぁ〜、ほらちょっとかわってみろってぇ〜」。

 そうなると、今度はこっちが、渋渋脚立を降りるはめになっちゃってたという、
 再チャレンジャーには、「どぉ〜せ、いっしょってぇ〜」なんかで、
 結局の所は、言ってた通りの、そのまんまのアピールタイムに、、
 自分が再挑戦といった感じで、その1番手だった者と交代をし、

 あぁ〜単純に食い物で釣れば、もしかしたら目の前まで来るんかなぁ〜、
 「ねぇ〜ちょっと、ちゃちゃのあの器にさぁ〜、
 ちょっとでいいけん、なんか食べもんば入れて持ってきちゃらんかいなぁ〜」と、
 1番手の再々チャレンジアピールといったものなんかを、適当に聞き流しながら、

 脚立上でそれを受け取り、いざチャチャを誘ってみれば、
 今までのおちょくり合いはなんだったのだろうかと言いたくなるぐらいに、
 こんな状況でも食べる気満々かい、といった感じで、食い物にあっさりと釣られ、
 ちっちゃな鼻の穴をおっぴろげ、目の前まで来ちゃっているチャチャ。

 そして、器の中に顔を突っ込んできた所で、片手に持っていたチャチャの器を、
 玄関屋根の縁沿いにいる自分の方へと近づけ、
 もう片方の手の動きが悟られぬよう、その器を少しずつ横へと動かしていくと、

 チャチャがその器を追って、自分の正面を過ぎた辺りで、
 ようやく背後を見せるように横を向いての、お食事タイムといった状況となり、
 チャチャの食い付きっぷりでも確認しながら、タイミングを計っていざ御用。

 いやぁ〜、背後から鷲掴みされちゃってた瞬間の、
 ビクっとしてたチャチャの様子や「あぁ〜まだ残ってるぅ〜」といった
 名残惜しそうな表情なんかにも笑えましたし、

 このチャチャを、脚立の下の家の者へと手渡すべく、お腹側から掴み直して、
 その玄関屋根から、ひょいと片手で掴み上げた途端、
 いかに高い所好きのこの御転婆ちゃんも、足場の無い状況でのその高さに、
 思わず可愛らしい声を漏らしちゃってた事なんかも笑えてたですもんねぇ〜。

 そして、いざ降りようとしてた、その脚立の足元なんかでは、
 「それは私の食べ残しぃ〜・まだ食べるからぁ〜・ねぇ〜返してぇ〜」といった、
 チャチャの、鼻ピクピク・ニャーニャーアピールなんかには、
 「はいはい、判った判ったぁ〜」。

 「だいたい、あんたの器の中の食いかけなんか〜、
 誰も取りやぁせんってぇ〜、ほら〜、こっちおいで〜」と、
 チャチャの器を持ったその家の者に、いつものお食事場所へと誘導され、
 のりのりで付いて行っちゃってた光景なんかには、苦笑いでしたもんねぇ〜。

 そして、何日後の明るい時間帯の事だったのかは覚えちゃいないんですが、
 幼いがゆえの好奇心と、おとぼけリピートといった所なんでしょうか?。
 「まぁ〜たチャチャが降りれんごとなっとるがぁ〜」といった家の者の声に、
 「またねぇ〜」といったリアクションでもご披露させながらの玄関前。

 どのタイミングで耳にしてたんだかで、
 その困ったちゃんでも見上げてる時に、横にいた者から聞かされてたのが、
 「この前も一晩おったのに、まぁ〜た玄関の屋根に降りてからぁ〜、
 だいたい何を考えとんかねぇ〜」。
 「この前ぇ〜・えぇ〜いつぅ〜?」。

 「ほらぁ〜この前、家におらんやった時たい」。
 「あぁぁ〜そうねぇ〜これ2回目じゃなかったんねぇ〜3回目っちゅうことねぇ〜、
 それじゃぁ〜、一晩って〜、えぇ〜下ろしてやらんやったとぉ〜?」。
 「なんがねぇ〜、下ろしてやろうとしたのに、遊んでばっかりおるもんやから、
 そんなら朝までそこにおっとけぇ〜って、そんままほたっとったったい」。

 そんなわけでして、その時にこれが第3回と知る事となってた、
 夜間から早朝にかけての、第2回チャチャレスキュー隊エピソードで、
 一盛り上がりをしつつ、

 2度やらかす事は、やっぱり3度目もやらかしてくれちゃってたかぁ〜
 というような、
 この時が、何れかの食後で、明るい時間帯だったという事は記憶している、
 玄関屋根が舞台となってた、チャチャと家の者たちとの、
 3度目の知恵比べ大会の開幕ってなわけで、

 玄関の所に、一先ず脚立は設置してみてたものの、
 食事をすませたばかりの、おとぼけチャチャだったもんですから、
 流石に前のようには、食い物では釣られんちゃないかなぁ〜と言った、
 そこに居合わせた家の者たちの共通思考に、

 取りあえず、ふと浮かんできてた新たな方法というのが、
 その時に何気なく、自分の視野の中に飛び込んできてた、
 玄関の近くでとぐろを巻いてた、屋外の蛇口のそのホース。

 そんな流れで、先ずは自分が、取りあえずの追い込み役の放水役として、
 脚立上の、1番手のチャチャレスキュー隊員の様子でも眺めていると、
 案の定、手の届かない所で遊び出してしまった、お惚けリピーター・チャチャ。

 一応はチャチャレスキュー隊モードから初めてはみてたものの、
 あっさりと、チャチャ捕獲モードへと変わっちゃってたというようなわけで、
 遊べるもんなら遊んでみろと、目の前の蛇口を全開にし、
 ホースの先端辺りを軽くつまんで、玄関屋根奥へいざ放水。

 しかしながら、自分が当初予定してた、これならば簡単で確実だろうといった、
 この困ったちゃんへの、屋外シャワー捕獲作戦どこへやらで、
 脚立上の捕獲役の指示に、放水ポイントを微調整するも、

 捕獲役の、「あららららら〜、奥の隅っこにいってしもおたぁ〜」というような、
 予定外の展開になってしまっちゃってたという、
 おとぼけチャチャへの、真夏の潤いプレゼント。

 そんな状況に、1番手が、放水役を代わろうと脚立を降りてきてたもので、
 どんな感じなのかと、2番手の捕獲役として自分が脚立に上がってみれば、
 そこには、間接的な水飛沫でも浴びながら、見事に固まっちゃってた、
 水も滴る困ったちゃんの、何とも言えないその姿。

 一先ず、おとぼけチャチャへの、その屋外シャワープレゼントを中断し、
 食事をすませたばかりのおとぼけチャチャに、取りあえず試してみるかと、
 再びチョイスしてみてた、食事釣りバージョンのチャチャキャッチャー作戦。

 すると目の前のびちゃびちゃ玄関屋根で、見事にご披露してくれちゃってた、
 お前は〜さっき食べたばっかりだろう〜というような、
 水も滴る招かれチャチャの、ちょっぴり呆れたお食事タイム。

 そして、前の時と同様な感じで、チャチャの食い付きっぷりでも確認しながら、
 背後から鷲掴みしていざ御用。
 再び見せてた、その瞬間のビクっとしてたリアクションやら、
 ひょいと片手で掴み上げた途端の、可愛らしい声なんかも笑えちゃいましたし、

 水も滴るこのお騒がせチャチャを、足元の家の者に手渡せば、
 その潤い具合を目にした1人の者が、
 このまま家に上がってもらっちゃぁ〜たまらんと、
 チャチャ専用タオルを取りに、その玄関から家の中へ。

 そうした所、脚立を降りる前に、家の中から響いてきちゃってた、
 「あぁぁ〜まだあんたは、あがってきちゃだめぇ〜、うわぁぁ〜」というような、
 どたばたリアクションなんかに、思わず笑わさせてもらっちゃってたという、
 びちょびちょチャチャに、ブルブル乾燥まで確りされちゃってたと聞く、

 加湿たっぷりの、第3回・玄関屋根知恵比べ大会ってな具合で、
 その後は、懲りてたからなのか、ジャンプ力がアップしてたからなのか
 玄関屋根の招きチャチャからは、お呼ばれされずにすんじゃってたというような、
 コントみたいな、チャチャキャッチャー大会だったですもんねぇ〜。
(2020.08.05)

●一つまみ。
◆箸の日ともいった4日の火曜日。
・箸といえば、今の所選んだりも、こだわったりもしてはいないものの、
 とはいえ代替わりわしてきたという、改めて思い返せば印象に残る数膳。
 そしていつだったかに、箸立てから自分のがぱっとわかる様な事でも思案中、
 とある昼食時の一皿話でも一よぎりというかで、
 ふと思い出してた、昼食時の通称おばちゃんの一膳なわけで、

 育ての祖母とかしてたお手伝いさんの、
 「いつも、一口残して冷蔵庫に戻す っちゃんねぇ〜」ってな独り言に、
 「お腹一杯だったっちゃないですかぁ〜」とか返答してたらば、
 「違う〜ったい〜、皿を洗いたくないけんたい」ってな、
 なるほどぉ〜ってな話に笑わさせてもらっちゃってたいつぞや。

 そんな当時のおばちゃんの一膳に倣って
 自身の箸には、輪ゴムがそれぞれにってな
 時より懐かしまさせてもらっちゃってる食事時といった所でしょうか。

 そんなこんなで、
 前日の日本時間でいう3日には、
 2011年7月に引退したスペースシャトル以来9年ぶりともいう、
 米国の新型民間有人宇宙船、
 「クルードラゴン」の帰還成功も伝えられれば、

 一昨日の2日には、
 北陸、東北南部地方の梅雨明けのようでしたねぇ〜。
(2020.08.04)

●8月ですねぇ〜。
◆島の日ともいった葉月の初日の土曜日。
・日本を構成する島としては、6852島という、
 何気によぎる、名の由来なんだろうといった島の多さに、
 「地図上でも、こんな感じだったっけぇ〜」やら、
 「乗った事のあるフェリーは、どこを通ってたんかねぇ〜」といった、
 しまなみ海道を通った際の、
 フェリー泊で数回程通ってはみてた瀬戸内海。

 なかなかの頻度だったようにも、定期的だったようにも記憶している、
 週末ともなれば、長崎の離島へ泊りがけでの釣り三昧といった方や、
 出身がその離島だったらしい方の、
 懐かしき話からの即席観光大使話。

 いつぞやには、故郷の酒が1番といったお勧めに、
 ささやかながら貢献しちゃってたというか、
 海の上で、久しぶりに見かけたらしい知り合いへ指笛でも鳴らし、
 「おぉ〜まだ生きとったなぁ〜」みたいな挨拶を交わしてた光景やら、

 この人にも、そんな幼少期ってのがあったわけよねぇ〜ってな、
 故郷の小さな島の港を、初めて目にした時のインパクトだったり、
 島が大きくなるごとに、港も更にスケールアップってな展開での
 ただただ圧倒光景話ってのも懐かしめちゃうやら、

 それぞれにあるらしい島言葉の、その一部に触れた際の、
 自分たちの方言の、まぁ〜判りやすかった事ときてたらば、
 改めて言うまでもないといった中、

 内地に3泊4日ぐらいで旅行してたらしい際に、それを知るお知り合いが、
 都合のついた3日目の夜に、食事でもどうかと電話を入れてみれば、
 「えぇ〜」ってな、すでに沖縄の自宅からだったという、
 早々に電話切られてたらしい、故郷恋しくなっての1日切り上げ談ってのも、
 ふと表情緩まさせられちゃってるといったところでしょうかねぇ〜。

 そんなこんなで、
 1951年の統計開始以来初めてらしい、
 7月に発生しなかったという台風も耳にする中、
 関東甲信・東海地方の梅雨明けも伝えられ、
 8月の梅雨明けは、関東甲信地方で13年ぶり、東海地方で11年ぶり。
 前月となる前日の31日には、
 近畿地方の梅雨明けも伝えられてましたねぇ〜。
(2020.08.01)

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